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項目別編集

  

 ☆ MM家計簿.doc  P42〜48
 ☆ MM家計簿(1.24).mdb (MM家計簿(1.22).mdbをコピーした作業用MDB)

 前ページ;ウイザードで作成した「入力伝票」を個々の項目を、「見やすさ」、「効率性」の面からカスタマイズします。
 入力伝票フォームのカスタムの大半は項目別編集に注力されます。
このなかで実用に役に立ち、応用が利くプロパティやマクロを学習します。

 テキストに従って作業を進めます。
 このページには、自己チェックはありません。

 学習項目 テキスト;MM家計簿
6.フォームの作成2  カスタマイズ
 6.2.4 項目別編集
   (1)図解;家計簿入力のカスタマイズのポイント
   (2)項目別編集の着眼点と作成
   (3)マクロ、関数の作成
 6.2.5 タブオーダー 以下 次頁の予定

◆家計簿入力;F_家計メインF_家計明細カスタマイズ後のフォームのモデルを示します。こちらを
 更新機能は「追加」など2つに分化させます。
 以下、家計簿入力フォームのプロパティと埋め込みマクロはMM家計簿モデル.MDBのマクロを参考にします。

 1.メニューから家計簿を開く
 2.項目編集のパタンー化とプリパティ
 3.更新ボタンと埋め込みマクロ

1.メニューから家計簿を開く
入力伝票は、更新系・参照系の機能をワンフォームで共用し、目的に合わせて開きます。

● メニューから入力画面を開プロパティのポイント
[家計簿入力]  [家計簿 更新・参照]  
◆名前 家計簿入力
◆クリック時
M_家計簿入力.家計簿入力を開く
◆名前 更新・参照
◆クリック時 M_家計簿入力.家計簿更新・参照を開く 
 ◇値の代入で[ 閉じる]、[削除]ボタンを有効化。データの追加を禁止 

 2.項目編集のパタンー化とプロパティ

● 編集する入力項目を4つにパターン化します。 
番号の取得  [伝票番号] [明細番号]>  オートナンバーによりデータ入力時に番号を自動取得
年月日の入力 [日付] [+] [-] 汎用モヂュール;日付調整を使い、[+] [-]ボタン操作で日付変更を処理。
日単位の進・戻;ScrollDate()と月単位の進・戻;ScrollDueDate() の2つあり。
データを選択入力  [伝票区分] [費目コード]・[費目名]
[支払区分] [摘要コード]・[摘要名] 
コンボボックスのソースはテーブル依存型とプロパティに直接記述型があります。
ウィザードでコンボボックス化したい項目を右クリックし、コントロールの変更からコンボ型式に変更できます。 
キーボード入力  [収入金額] [支出金額] オペレータがキーボドから直接入力します。
プロパティの変更、埋め込みマクロはありません。

● パタ−ンから例示項目のプロパティとポイント
[伝票番号]
オペレーションのタイミングで[伝票番号]が付与されない可能性があります。
対応;[Dumy]入力後マクロで[伝票番号]を強制的に取得します。
[伝票番号]はDMax()でも取得できます。 
[日付] [+] [-]
ここでは日単位の日付調整を使用します。利用者はフォームのプロパティのオブジェクト名と項目名を変更するだけです。
日付の直接入力(yyyy/mm/dd)を認めるときは、フォームのプロパティ;使用可能を「はい」編集ロックを「いいえ」に設定します。 
◆フォーカス喪失後 M_家計簿入力.伝票番号取得
  ◇値の代入 伝票任意の項目に値を入れると「オートナンバー」が取得
◆名前 日付
◆規定値 =Date() 

◆名前 DayUp 日付送り 
◆クリック時 
=ScrollDate("F_家計メイン",[日付],1)

◆名前 DayDown
◆クリック時 
=ScrollDate("F_家計メイン",[日付],-1)  

[費目コード] [費目名] [摘要コード] [摘要名] 
◆名前 費目コード
◆値集合ソース テーブル/クエリ

◆値集合タイプ Q_費目マスタ 
◆列数 2  ◆列幅 0.51.0 ◆連結列 1列

◆更新後処理 M_家計簿入力.収支金額の移動
 ◇条件;[費目コード]<=49 ⇒カーソルは[収入金額]へ
      [費目コード]>50  ⇒カーソルは[支出金額]へ

◆名前 費目名
◆表示項目の設定 使用可能 いいえ、編集ロック はい 
◆名前 摘要コード
◆値集合ソース テーブル/クエリ
◆値集合タイプ Q_費目マスタ 
◆列数 2  ◆列幅 0.51.0 ◆連結列 1列
◆更新後処理 M_摘要マスタ.摘要代入
 ◇DLookUp()で摘要コードを直接検索、結果を[摘要名]に代入

◆名前 摘要名
◆表示項目の設定 使用可能 いいえ、編集ロック はい/TD>

 3.更新ボタンと埋め込みマクロ
区分 機能  ボタン  マクロ マクロのポイント 
参照用画面 訂正、参照   閉じる クリック時 M_起動・終了.閉じる 訂正、参照に共通です。
削除  削除 クリック時 M_家計簿入力.家計簿の削除(SQL)
MsgBox()でOKなら同じ[伝票番号]をもつレコードをテーブルから削除します。(定型のSQLを使用)
 追加用画面 追加 新規追加 クリック時 M_家計簿入力.家計簿新規追加く
ボタン名は[新奇追加]ですが、アクションは「閉じる」で書き込み完了です。 
キャンセル キャンセル クリック時 M_家計簿入力.家計簿新規キャンセル {Esc}キーをおして伝票番号を消去してから、再度キャンセルボタンをクリックします。 

この段階でMM家計簿(1.24).mdを実行してもフォームのプロパティなどが設定されていないため正しい動作がえられません。
次頁の6.2.5 タブオーダー以下で全体調整してからMM家計簿(1.26).mdbを送信します。